グラブ好きならよく目にする「素上げ革」。
代表的な例として久保田スラッガーが有名ですよね。
こんな文章を見たことがあると思います。
「スラッガーグラブは皮にコーティングをしていません。いわば皮が息をしているといえます。
良い皮になればなるほど、又使えば使うほど素手に良くなじみ、捕球感が伝わってきます。スラッガーブランドはプロ選手にも良く使われています。」
そもそも皮ではなく革なのですが、、、とツッコミたくなりますが、皮と革の違いについては次回また書きたいと思います(笑)
革が呼吸している=コーティングをしていないということですが、コーティングをしていないということはそれだけ革を鞣す上での工程が少ないということです。
ゆえにコーティングをしている革よりもコストが安いということなんです。
よく「防水のコーティングがされている」と言われることがありますが、コーティングは革の傷隠しや革の銀面(ザラザラしていない面)を綺麗に見せる(光沢など)ためであって防水ではないです。
表面に防水加工したところで革に水は浸みこみますからね。
そのため、コーティングをしてある革の方が「革質が良い」と感じると思います。
というか、そういうのところも踏まえて革質というべきなのかもしれません。
【久保田スラッガー】 硬式グローブ グラブ セカンド・ショート用 【硬式内野手】 KSG-21PS
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恐らく初期状態のグラブを見て「久保田スラッガーの革の方がミズノの革よりも良い」と言う人の方が多いと思います。
素上げ革のグラブもスラッガーオイルなど塗ったりオイル加工をしたりで結局は革はコーティングされていくことが多いと思うので私は最初に「良い!」と実感できるコーティングされた革が個人的には好みです。
皆さんはどうでしょうか?